cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

2007-10-08から1日間の記事一覧

秋から風の言の葉

竜田姫が山々を染める秋、風の季節。~言葉の歳時記~ 「竜田姫 たむくる神の あればこそ 秋のこのはの ぬさとちるらめ」 竜田姫とは、奈良の竜田大社にまします風を司る秋の女神。 春の佐保姫と対をなすこの女神は、山々を紅葉に染め上げ、里に実りをもたら…

歳時記と書庫に銘うっているからには・・・

歳時記と田舎暮らし・・・と銘うっている割にはそれらしい記事が少ない事に 気付きました。 昔発行していたフリーペーパーの記事を転載していて、旗とそのことに気付きました。 少しばかり季節を先取りして、暦と季節をより情緒的に楽しめる和漢の詩句等をご紹…

巡環する宇宙観~~エコロジーの先駆者・梅辻規清と烏伝神道~②

ある婦人雑誌にイギリスの「ナショナルトラスト」についての記事が数ページにわたって 取り上げられていました。 ナショナルトラストの自然保護活動を支える多くの寄付やボランティアについても、 日本人が見習いたい尊い活動として多くのページが割かれてい…

巡環する自然観~エコロジーの先駆者・梅辻規清と烏伝神道~①

梅辻規清 1798-1861 「二千九百十二品の郡類の霊味凝て人間となり、其の霊味の最上の分此体を養ひ、 其余の一滴水子宮へ入りて、また人間となる、斯くの如く相続きて万年の限り知るべからず、 次に其の絞粕、人々の前尻より出でて元の畑に帰りて食…

神々と食を共にする~~新嘗祭から勤労感謝の日へ、晩秋の行事の変遷~

~新嘗祭から勤労感謝の日へ、晩秋の行事の変遷~ 11月は旧暦では仲冬・霜降月・雪見月の雅名のごとく、 明治5年の改暦までは冬の真ん中の月でした。 現在では紅葉の便りが聞かれる晩秋の趣を漂わす月です。 11月の代表的な行事で現代人が思い浮かべる…

食卓の小さな神様

使い古された言葉ですが、食欲の秋・芸術の秋です。 近所の八百屋の店頭に栗やマツタケが並んでいます。安価なものは9割が中国産。 農薬やら何やら色々心配の多い彼の国の輸入品ですが、こうした季節を生身で感じさせてくれる物が ある事だけでもありがたい…

風は花野に舞い、七草・菊花ひそやかに

物の色はおのずか かく自ら客のこころを傷ましむるに堪へたり うべなり 愁の字をもて秋の心に作れること 野(小野篁) (眼に入る世界のあらゆるものの色が、流されの身である私の心を傷ましめるのです。 秋の心と書いて愁という字とするのは、なるほどもっ…

衣替え、なれど屋久島は未だ暑く・・・

10月1日は言わずと知れた衣替え。 置物は通常は袷に変り、秋ムード満開!おしゃれ全開!になろうかという頃。 しかし・・・屋久島暮らしの私は未だに「浴衣」着用です。 せめて単でも着たいところですが、暑くてとても着ておれません。 我が家は天然空調しか…

癒しと食とアートな一日へどうぞ

今月末から11月に大阪~関東へ上陸します。 実家への里帰りも兼ねていますが(顔出し程度ですが) 11月3日はイベントやってます。 あんま教室からはじまって旬の恵みいっぱいのお食事あり、 コンサートあり、舞踏(ダンス)ライブありと盛り沢山のお得な…

これがホントのハーブシャンプー?

市販のシャンプーは界面活性剤が使用されていることはご存知でしょうか? 頭と言うのは女性の場合は子宮につながっているといわれていて 昔は妊娠中は頭を洗ったら冷えないように、とにかく早く乾かすようにと言われたらしいです。 頭皮から体内に界面活性剤…

どうもご訪問ありがとう

kana_00_senseiさん なごみさん ご訪問ならびに足跡を残してくださってありがとうございます。 実はまだブログの構造とか仕組みや使い方が今ひとつ解ってなくて ゲストブックもをひらくのもまだ2回目です。 只今は台風の動向を睨みつつ、エンドウやソラマメ等の…

ゴーヤーグラタン如何ですか?ゴーヤー三昧のメニューあれこれ その②

屋久島移住以来、予定よりも随分頑張って農作業に励んだ結果があってか 我が家の子供達は野菜も結構良く食べてくれます。 ゴーヤー・ピーマン・胡瓜・ほうれん草・アスパラガス・ブロッコリーなどは大好物!! 自慢じゃありませんが、全て無農薬有機栽培、し…

ゴーヤーグラタン如何ですか?ゴーヤー三昧のメニューあれこれ その①

我々のような素人百姓でも必ず取れる夏野菜。 それはゴーヤー!とにかく日当りさえよければ、必ず取れます。それもガンガンに。 10月に入り、本州では秋の気配も濃くなってくる頃だと思うのですが、 今も我が家の庭と畑には次々と、あのゴジラのような表面を…

生みの親だけが親じゃない?七五三と地域社会~

霜月・11月。現代では深まりゆく晩秋の中、朝晩の凛とした空気の冷たさに冬を感じ始める頃。 旧暦では冬の真ん中、冬至の月です。 11月の行事といえばやはり七五三。現代のようなスタイルになったのは徳川時代、 後に悪名高い生類憐みの令で知られるようになる五…

永々流転~秋の節句・重陽と日本人の生命感~

残暑まだまだ厳しい中、おずおずと咲き始める萩の色にひめやかに秋の気配し始める九月。 旧九月は菊見月の名の如く、新暦十月半ばから十一月ごろ、 天高く澄み、金に紅に地を染め上げる紅葉と菊の花咲く晩秋にあたります。 稲田は金色の実りへと色を変え始め…

お彼岸そして仲秋

今年はお彼岸のすぐ後に仲秋の名月でなかなか忙しい。 オハギを作った数日後に、今度は月見団子。 おっとしまった! 小豆もアンコもストックがなぃ~!! 車で30分走ってわざわざあんこを買うのも馬鹿馬鹿しいし 小豆は近所でも売ってるが、今から炊くっての…

蕎麦の白さにぞっとする

一面の白い蕎麦の花・・・。芭蕉翁の句を思い出す光景ですが ここは信州でも東北でもなく屋久島です。 今年は田んぼの裏作に蕎麦を播いてみました。 屋久島は田植えが4月、稲刈りが7・8月な為、田んぼの空き期間が長い割には 裏作できる作物が殆どないのが現…