身内が大事!? ボクが政治を真剣に考えるようになった理由その③
何処の田舎でもそうなのでしょうけれど、役場職員と議員と言うのは特権階級化していて
要するに身内とコネと金の3点でがっちり固められている訳ですね。
「うちの息子は役場に努めててねぇ」等と
誇らしげに話すお年寄りも結構多い。
故に選挙とは言っても政策や実績で票を投じている人より、
親戚身内だから、農協の役員だからといった身内・組織票でもって投票している人の方が圧倒的。
農協の力、屋久島ではスゴク強いです。殆どの農家が農協に農産物収めてますから。
多分他所の田舎でも同じでしょう。
でもって、我々のような他所者は突然近所の顔見知りの人が家で地鶏鍋を振舞ってくれたりして
さりげなく「今度の選挙、親戚の○○が出るんでよろしく」等と言われたりする(笑)
30年位前はこれに現金がバラ撒かれているのが普通だったそうです。
立候補の挨拶に戸別訪問、名刺と一緒に封筒が差し出される・・・。
現金か・・・貰ってみたいですねぇ。
だからと言ってその人に投票しようとは思わないでしょうけど、絶対・・・(笑)
我々の住む集落もそうですが、住民同志の関係性を聞いていくと結局の所、
村全体がどこかでつながった親戚、身内みたいな物です。
人の出入りも交通手段も限られていた昔なんて、
各集落ごとに顔形に特徴があったと土地の人が言うのだから相当濃い関係性です。
で、これが昔は日本中そういう状態だったんでしょうね。
だから客人信仰があるし、嫁取りはたいていの場合他所の村から貰うと言う形になっていたようです。
村自体が大きな家族・共同体な訳で、その結束やつながりの固さが村の様々な作業や文化に
生かされる反面、村八分にされたときの恐ろしさは想像しがたいほどの物だったでしょうね。
現代に至って、これだけ観光産業で賑わっている屋久島ですが
実のところ、人間の意識はそう変っていない訳ですね。
観光客はあくまで通過するだけの他所者ですし、
選挙ともなれば政策や島全体の行く末云々よりまず身内に・・・というわけです。
それに身内にお役人がいれば自分達にもメリットが優先されますから。
どもそれって国会議員から内閣に至るまで結局同じ・・・?
あの田中角栄氏を筆頭に国会議員や大臣になった人たちは
まず自分の故郷に公共投資や土木事業を誘致してます。
自分達の利益を代弁し図ってくれる人を選出するのが、確かに民主政治の方法だと
言えなくもないですが、そこには「全体」とか「公共」とか「後の世代への責任」とかの
意識は、ま~たくない訳ですよね~。
せいぜい考えても自分達と身内の未来まで・・・。
だって村全体みんな身内だから。
故に身内のいない海外旅行に行くと旅の恥はかき捨てとばかりに、
品性下劣な行為に及ぶ日本人が多いのも何となく納得かも・・・。
そう考えると日本人は1億2千万、総田舎者!!
本当の民主政治にはまだまだ程遠い意識しか持ち合わせていないのかもしれません。
ちなみに現在は合併後の屋久島町長の選挙戦が既に繰り広げられています。
一番笑えるのは、先に記載した元上屋久町議員A氏。
「島はひとつ!心もひとつ!」
と宣伝カーが叫んでいるけど、最後まで合併反対、島は二つ派の人だったはずなんですが・・・。
政治家というのは内閣からこんな田舎の町議会に至るまで厚顔無恥、
面の皮が厚くないと出来ないお仕事かも知れません・・・・。
というわけで、選挙の行方、政治の行方、
田舎に来てからの方がかなり熱心に関心をもつようになりました。
何といっても都市と違って住民の数が少ない分、
自分のもつ1票を何処に誰に入れるのかで生活にも大きく関わってきますから・・・。
要するに身内とコネと金の3点でがっちり固められている訳ですね。
「うちの息子は役場に努めててねぇ」等と
誇らしげに話すお年寄りも結構多い。
故に選挙とは言っても政策や実績で票を投じている人より、
親戚身内だから、農協の役員だからといった身内・組織票でもって投票している人の方が圧倒的。
農協の力、屋久島ではスゴク強いです。殆どの農家が農協に農産物収めてますから。
多分他所の田舎でも同じでしょう。
でもって、我々のような他所者は突然近所の顔見知りの人が家で地鶏鍋を振舞ってくれたりして
さりげなく「今度の選挙、親戚の○○が出るんでよろしく」等と言われたりする(笑)
30年位前はこれに現金がバラ撒かれているのが普通だったそうです。
立候補の挨拶に戸別訪問、名刺と一緒に封筒が差し出される・・・。
現金か・・・貰ってみたいですねぇ。
だからと言ってその人に投票しようとは思わないでしょうけど、絶対・・・(笑)
我々の住む集落もそうですが、住民同志の関係性を聞いていくと結局の所、
村全体がどこかでつながった親戚、身内みたいな物です。
人の出入りも交通手段も限られていた昔なんて、
各集落ごとに顔形に特徴があったと土地の人が言うのだから相当濃い関係性です。
で、これが昔は日本中そういう状態だったんでしょうね。
だから客人信仰があるし、嫁取りはたいていの場合他所の村から貰うと言う形になっていたようです。
村自体が大きな家族・共同体な訳で、その結束やつながりの固さが村の様々な作業や文化に
生かされる反面、村八分にされたときの恐ろしさは想像しがたいほどの物だったでしょうね。
現代に至って、これだけ観光産業で賑わっている屋久島ですが
実のところ、人間の意識はそう変っていない訳ですね。
観光客はあくまで通過するだけの他所者ですし、
選挙ともなれば政策や島全体の行く末云々よりまず身内に・・・というわけです。
それに身内にお役人がいれば自分達にもメリットが優先されますから。
どもそれって国会議員から内閣に至るまで結局同じ・・・?
あの田中角栄氏を筆頭に国会議員や大臣になった人たちは
まず自分の故郷に公共投資や土木事業を誘致してます。
自分達の利益を代弁し図ってくれる人を選出するのが、確かに民主政治の方法だと
言えなくもないですが、そこには「全体」とか「公共」とか「後の世代への責任」とかの
意識は、ま~たくない訳ですよね~。
せいぜい考えても自分達と身内の未来まで・・・。
だって村全体みんな身内だから。
故に身内のいない海外旅行に行くと旅の恥はかき捨てとばかりに、
品性下劣な行為に及ぶ日本人が多いのも何となく納得かも・・・。
そう考えると日本人は1億2千万、総田舎者!!
本当の民主政治にはまだまだ程遠い意識しか持ち合わせていないのかもしれません。
ちなみに現在は合併後の屋久島町長の選挙戦が既に繰り広げられています。
一番笑えるのは、先に記載した元上屋久町議員A氏。
「島はひとつ!心もひとつ!」
と宣伝カーが叫んでいるけど、最後まで合併反対、島は二つ派の人だったはずなんですが・・・。
政治家というのは内閣からこんな田舎の町議会に至るまで厚顔無恥、
面の皮が厚くないと出来ないお仕事かも知れません・・・・。
というわけで、選挙の行方、政治の行方、
田舎に来てからの方がかなり熱心に関心をもつようになりました。
何といっても都市と違って住民の数が少ない分、
自分のもつ1票を何処に誰に入れるのかで生活にも大きく関わってきますから・・・。