cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

衣替え、なれど屋久島は未だ暑く・・・

10月1日は言わずと知れた衣替え。

置物は通常は袷に変り、秋ムード満開!おしゃれ全開!になろうかという頃。

しかし・・・屋久島暮らしの私は未だに「浴衣」着用です。

せめて単でも着たいところですが、暑くてとても着ておれません。

我が家は天然空調しかないので(扇風機はありますが)

夏暑いうちは、とにかくデトックスなんか全く必要ないくらい汗ダラダラ・・・。

身体にはいいんですが、浴衣3、4枚を毎日洗濯して日替わりで着ていると
3年もすると生地が薄くなるわ、破けてくるわ、汗ジミで変色してしまうわで
とても外出には着ていけない状況となる・・・。

そんな状況ですから単を着るときも普通、街で夏用の長襦袢として安くで売ってますよね、
ポリエステルの絽もどきな奴。

あんな物気持ち悪くてとてもじゃないが着ていられません。

肌襦袢もリーズナブルなお品は大抵綿ブロード製の物が売られていますが
はっきり言って、木綿も暑いです・・・。

ブロードってコットンとしては非常にスタンダードな生地ですが、
割と目が詰まった織りで大量に汗をかくと肌に張り付いちゃって気持ち悪いんです。

そんなわけで、自前でミシンで作りました、夏用肌襦袢というか着物スリップ。
肌襦袢と裾よけが一体化したあれです。

素材はコットンリネン。混紡率は1:1のハーフリネンと言われる素材です。
やや張りのある平織りの布を使用。(平織りが一番通気性がいいのです)

移住前に買っていた浴衣用の袖と丈のの短い着物スリップを手本に
ミシンでカタカタ。

これで随分過ごしやすくなりました。

ここ数年着物ブームで、着物グッズ色々売られてますが
やっぱりお洒落着の域でとどまっていますね。

だって、長襦袢肌襦袢ひとつにしても、基本的には
空調の聞いた過ごしやすい環境で着る事を前提にしてるとしか思えませんから。

まぁ、こんな田舎で農作業したり自転車乗ったりすることを前提には
まず考えもしないでしょうけどね・・・。

着物24時間生活を始めて早6年。これからのシーズンは足元の冷えが辛くなります。
今年は内側がフリース等の起毛素材、外側がデニムなどの耐久性に優れて暖かく、
しかもふくらはぎまでカバーしてくれるような足袋を製作してみようかな・・・。

だって足袋って毎日履いていると本当にすぐ破れるんですよ!
元来、消耗品扱いではありますが足袋代もバカにならない。しかも足袋2枚がさねでも
冬は足が冷えるし、足袋ではふくらはぎが寒い!!

あぁ、それにしても早く秋色ムード満点な袷着物や阿鼻を着用したいものです。
早く涼しくなってくれないかな・・・。