cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

マーガリン追放作戦その後①

 以前の記事でマーガリンが製造過程においてトランス型脂肪酸(トランスファット)と言う、
非常にヤバイ代物を産出・含んでいることを書きました。

このトランスファット、お菓子やパンの原料としてショートニングファットスプレッド等の名前で
ほぼ100%使われている。コーヒーフレッシュもトランスファット。

コーヒーフレッシュに関しては昔から
「何で常温で管理していて腐らないんだ?」
と、スゴク不気味だったしコーヒーはブラック派なので私個人は使ったことはない。
お菓子類に関しては現在、他所様からの頂き物以外は購入していない。

正直、市販の大量生産のお菓子って和洋菓子いずれも不味いです。
私個人は不味いと思います。外観や香りがちょっと違うだけで、どれも同じ味に思えるし・・・・。
全国的に流通しているような大手のちょっと高級感をただよわせたような
洋菓子メーカーもやはり美味しくない。
パン類も同様・・・。

それに食べてもなんと言うか、すごく空虚な感じが残るんです。
「あ~美味しかった、幸せ!ご馳走様!!」
そんなハッピーな気分が全然感じられない・・・・。

この不味さというか、食べた後に感じる空虚さは、このブログの「日月風巡」と言う書庫にある
「巡環する宇宙観」と言う記事に記載していますが、いわゆる『霊味』がないせいなんだろうなぁ・・・
と思います。

もっと簡単に言うと、食べ物に血が通ってないというか、気や心みたいな物が存在していない。
だから食べてもお腹はふくれるのだけれど、何かハッピーになれない。

食べることって、勿論生命を維持するという大きな目的があるわけですが
美味しい物、その美味しさを気の合う人、大切な人、大好きな人と一緒に味わう時間、
味覚以外の見て楽しむ視覚・匂いの嗅覚、温度や食感の触覚、
食べるときの雰囲気や空気感、素材のもつ旬の美味しさや季節感、
そして食べるまでの手間隙や作った人の想いまで、ありとあらゆる物を
ひっくるめて味わっていて、だから楽しく美味しく頂けた時にとても幸せになれるんだと思います。

そういう点で大量生産のお菓子や食品って、なんか「餌」みたいな感じを受けるんです。
「ほら、美味しそうでしょ。買え買え!!」みたいな感覚をどうしても受けてしまう。

私はサプリメントだけで人はやはり生きていくことは出来ないと思います。
物理的栄養素以外の見えざる栄養、私は「霊味」と言うことばがピッタリだと思うのですが
それが加わって初めて物理的栄養素も十二分にその価値を発揮するのだと思います。

                  その②に続く