cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

マーガリン追放作戦その後②

新聞の朝刊が朝に届かない屋久島住民が愛読している(?)某医療法人発行の無料週間新聞に
最近トランスファットの危険性について書かれていました。
こんな不特定多数の大衆向け媒体にまで記載されるようになったくらいトランスファットは
危険な物ということのようです。

アメリカではレストラン等の外食産業や食品産業にトランスファットの使用を自粛・規制を
呼びかけているようです。そのうち法律も出来るかも・・・。
でも日本ではそんな話、ほとんど一般には話題にも上らないし厚生労働省も全く無反応。

ちなみに特定保険食品指定を受けている食品や油脂類にもトランスファットがあります。
これらを製造している企業から官僚や議員は献金でも受けているのかもしれませんね。
国の指定を受けているからと言って安心してはいられません。
自分で納得できる物を食べないことには、生命に快適どころか生命がヤバくなりそうです。

ちなみに我が家では現在、バター250gに対して植物油200gの割で
ハンドミキサーでバターをホイップしながら植物油を加えてマーガリンもどきにしています。
夏はデレデレに溶けてしまうので、やや植物油の量を控えめにしていますが。
この方法ですと、バターと植物油が分離する事はないので、まったく使い心地はマーガリンです。

いや、どうしてもマーガリンが欲しいと言う訳ではないのですが朝食のトーストには
バターの風味で頂くのが定番なもので・・・。でもバターだと冷蔵保存していると
冬なんかカチカチで固くて使いにくいじゃないですか。カロリーも高いし・・・。

植物油は屋久島で安定的に比較的安価で手に入るのがグレープシードオイルなので
主にそれを使っています。
お値段の事を考えないのなら、フラックスシードオイル、ヘンプシードオイル、エゴマ油など
お使いになられると栄養的にも油脂の性質状オメガ3系でもいいのではないかと思います。

それでも、カロリーの問題等でバターがダメと言う方、
オーガニックの良質なオリーブオイルに天然塩を少々加えた物をパンにはどうぞ。
オリーブ油はイタリアの各生産地によって香り・風味・味にかなり違いがあります。
少々奮発してもオーガニックでご自分の好みに合う物を見つけられたら
これはシンプルでとても美味しいです。もちろん塩も良質な天然塩を。

でもこの方法は、パンもシンプルでもしっかりとした味わいのある天然酵母パン等でないと
美味しくないのは明白ですが・・・。

屋久島では車で1時間以上走らないと、そんなパンは購入できませんので
とうぜん自家製です。自家製パンになれてしまうと市販のフワフワパンは
スポンジか空気を食べているようで美味しくありません。

それにお店で焼いているベーカリーでも生地は冷凍で購入しているような所や
やはり業務用のマーガリンを使用しているところが多いので、
やはり自家製にされるのが賢明ですね。

最近はホームベーカリーも色々優秀な機械が出ていて
材料入れるだけで焼きあげまでしてくれるみたいですから。