cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

マヨネーズ、手作り簡単です。

1回作ると、
「あれ、こんな簡単に出来るもの買ってたんだ!?」
と、思うものがあります。

代表はお味噌。こんな簡単に出来て、しかも自家製が一番美味しいといっても
過言ではない物はありません。
まぁ職人技のいいお味噌と言う物も、勿論美味しいのですが・・・。

それからマヨネーズ。昨今は健康ブームで実に多彩なマヨネーズやマヨネーズ風な物が
売られているようですが(売り場を全く見ないので、よく知りません)
これまた、本当に簡単に作れる代物です。

マヨネーズは正確にはマヨネーズドレッシング、またはマヨネーズソースとも言うようです。

原料は 卵・酢・油・塩・こしょう・からし

これだけです。何処の家庭でも普通にあるものばかりですね。

あとは、ハンドミキサー。お菓子作りなどでよく使う電動の泡立て機です。

原料をみればわかるように、本来あまり日持ちのするものではありません。
使う都度、作って短期間の内に食べてしまう物です。
ドレッシングなんかは作って2.3日くらいで食べてしまう方、多いと思いますが
同じ事です。

故にあのチューブ状の容器にはいって売られている物が、1ヶ月も2ヶ月も
冷蔵庫にあるというのは冷静に考えれば、すご~く「?」な訳です。
しかも原料に単に「植物油」と記されている場合は大抵酸化しやすい安価な大豆油なので
健康にも良くはありません。

もっとも、我が家では季節にもよりますが作って10日~2週間くらいなら
冷蔵庫で日持ちします。卵も自家製だし、使用している酢がフレンチタラゴン
漬け込んだタラゴンビネガーのせいかも知れません。

ポイントは油を攪拌しながら少しづつ加えていくこと。
卵の乳化作用であのクリーム状のマヨネーズに見る見る変っていきます。

ご家庭で利用される場合は下記のレシピになります。

卵黄     1個分(新鮮な物を)
       全卵使用しても構わないのですが、その場合サラサラのドレッシング状になります。
       クリーム上にしたい場合は卵黄のみを使用します。
  
酢      大さじ1~3くらい。酸っぱさのお好みで。
       使うなら穀物酢を。梅酢はクエン酸なので卵の乳化を阻害しますから不可。

サラダ油   150cc~。クセの無い良質な物を。ただしオリーブ油は不可。
       何故か乳化しません。香りもきついので向きませんが。

からし・塩・コショウ
      からしは辛味より風味付けのため。からしマヨネーズにしたい人は
      たくさん入れてください。
      チューブで売ってる練がらしはおびただしい量の添加物です。面倒でも粉末のからし
      練って使用することをオススメします。

作り方はボールにサラダ油以外の材料を入れて、ハンドミキサーで攪拌しながら
徐々にサラダ油を加えていきます。
いったん乳化すると、サラダ油をかなり加えてもマヨネーズな状態はキープされますから
お好みの固さ、味加減で油の添加を止めてくださればOKです。
ここで最終熱湯を大さじ1加える方もいます。作ったマヨネーズが安定するからとか。

仕上げに刻んだハーブやガーリックなど入れてお好みのアレンジにするのもGOODです。
バジルペーストとお酢を少し加えてミキサーで攪拌、カボチャやジャガイモ、人参、蓮根など
ゆでた野菜類にかけていただく、ホットサラダも中々美味しいですよ。

※もし失敗して乳化しなかった場合、タマネギ/ニンニクなど一緒にミキサーに入れて
 撹拌してちょっと重めのドレッシングにすれば問題なく使えます。ハチミツ等適当に加えて
味の調整をして下さい。

ベジタリアン仕様では卵でなく豆乳を使います。クリーム状にはならないので
ドレッシング感覚です。油の量はお好みに減らしていただいて可です。
クリーム状のベジタリアンマヨネーズが欲しい方は、
加熱しながら水でといた片栗粉やくず粉を加えてとろみを付けるという方法もあります。

密閉容器等に入れて冷蔵庫で保存、日数が経ってきたらポテトサラダにしたり
ゆでたジャガイモにかけてチーズをのせてオーブンで焼いたりして使いきるようにすれば
安心なマヨネーズがご家庭で召し上がれますよ!!お試しあれ。