cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

海藻を食べよう!! 美味しい昆布出汁と出しガラ昆布の利用③

★ダシガラ昆布でおやつ酢昆布★

 我が家の子供達は昆布好き。私が料理をしていると出し昆布をくれと寄ってきて、
 昆布をチュパチュパ。
 私自身も子供の頃からとろろ昆布や塩昆布大好き!でしたが、乾燥した出汁昆布は流石に
 しゃぶらなかった。だが子供達は大好きなのでやはり美味しいのだろう。
 
 マクロビオティックでは子供は本来、陽性の固まりみたいな物。
 陰性な食品の昆布が好きなのは不思議ではないけれど・・・。
 
 そんなわが子達のお気に入りが、この酢昆布。作るのに3週間、食べつくされるのは3日という代物。
 まぁ良いけどね・・・。海藻好きは長寿の元、健康な子になるだろうから。

 ●材  料● ダシガラの昆布 酢 醤油 砂糖 出汁昆布

  ①三杯酢を作ります。500ccくらいの大きい計量カップか、
   10まで均等にメモリを入れた広口ビンに
   砂糖を3の位置まで、上から酢を7の位置までいれ、醤油を9の位置まで入れます。

  ②それを鍋にかけて、砂糖が溶けるまで煮立たせます。
 
  ③適当な大きさに切った出汁昆布を熱いうちに入れて冷まします。
    ※この三杯酢は熱湯消毒した清潔なビンなどで昆布を入れたままで常温保存できます。
     作る際やビンに移す際に、水分が入らないように気をつけて下されば、
     かなり長い間持ちます。
     
     昆布を漬けたままにしておくと、時間経過につれてまろやかに美味しくなります。
     
     出汁で薄めたり、酢をもう少し加えたりして甘酢漬けや酢の物など料理に利用できます。

  ④密閉出来るタッパーなどに三杯酢をいれ、ダシガラの昆布が出るたびに漬け込んでおきます。
   常温保存でOK。

  ⑤ある程度、昆布がたまってきたら昆布を取り出して二~三日、陰干しで乾燥させれば
   お茶請けやおやつに最適! 
   我が家では①の三杯酢をもう少し砂糖を加えてやや甘めにしています。

★ダシガラ昆布のきんぴら★

  簡単です。ダシガラ昆布を2、3日分(2,3回分)冷蔵庫等で保管しておいて、細かく刻んで
  キンピラにするだけ。
   
  これからのシーズン、大根や蕪の皮をむいた場合などに、この皮も同様に千切りにして
  一緒にキンピラにすれば、立派な酒肴またはおかずの一品。廃物にされがちなダシガラと皮、
  ぜひ食べてください!特に根菜類は比較的農薬の影響が少ないので、無農薬なら勿論の事
  皮と実の間に栄養素が詰まっています。なるべく捨てないで食べたいですね。