cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

いよいよ冬か?重ね着その1 おこし

 今日の朝は寒かった。気温12度。
12度くらいで寒がるなよ~!真冬になったらどうするんだ?!と
移住前の私なら思ったはず・・・。

 でもやっぱり寒い。トロピカルではないといっても屋久島も一応南国。
ここの気候に慣れてしまうと、冬の寒さに弱くなってしまうようです。

 そこでとうとう、重ね着その1登場。
「ネルのおこし」です。

 着物の防寒の話題でよく耳にしますが、私はこれが商店で売られているのを
みた事がない。まだまだ着物がブームと入っても、お出かけやおめかしのお洒落着だからだでしょうか?

 でも腰周りから下をとにかく防寒しておけば、風邪や腰痛などもなりにくいし
何より暖かい!!! これは冬の着物暮らしでは必須アイテムです。

 無いのなら自前で作るしかありません。
作るとはいっても、ネルの生地を入手すればもう出来たも同然。

 直接皮膚に触れる腰から股下の辺りまでコットンリネンの白生地をかさねて縫い付けたら
四辺を端ミシンで処理。はい一丁上がり。

 腰にまきつけて、腰紐でくくってますが、腰紐がゴロゴロして嫌な方や面倒な方は
ムスカート式にするか、上部の両端に細い綿テープで紐をつけると便利でしょうね。

 これを、下着の着物スリップの上、長襦袢の下に着用。
ピンクのネルしかなかったのですが、次作るときは紅色の生地があると良いな。
やっぱりネルのおこしは、赤くなくちゃ!!

 これ一枚で本当に暖かいです!!

でも真冬には重ね着その②で、これまた自作のネルの着物スリップを一番下に着込んじゃいます。
ネル生地ってコットンのわりに滑りが良いのか、腰から下の部分が朱子織みたいなツルツルの生地じゃ
なくても着物下でもたつく事は殆どありません。

 真冬はネルのスリップの上にネルのおこしをして、長襦袢に着物。
さらにウール混生地やア麻ツイードなどの
冬生地で作った作務衣の上着を割烹着代わりに着込んでます。

 過去最高に寒かった冬の夜の外出の際には、着物2枚重ね着した事があります。
勿論下着は冬仕様。羽織を着込んで大判のウールストールをまきつけて・・・・。

 でも着膨れの印象は全然周囲の人から持たれませんでした。

いやぁ~着物ってホンと便利だわ。