cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

うま辛調味料!唐辛子ペースト

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 もう冬だというのに、真っ赤な唐辛子がどっさり収穫。
この季節に取れる唐辛子は虫食いも殆ど無くて、艶やかな実に美しい赤。

我が家では毎年この唐辛子で自家製チリペーストを作ります。

 アジア各地を公演旅していた事もある主人は当然のこと、私もエスニック料理大好き。
スパイスと塩で手早く作るインド風カレーは、季節ごとの野菜や買いだめしておいた豆類などで
普段から昼食に良く作るメニュー。
 
 さて、そこで問題なのがお子様方。
当然、唐辛子の入った料理が食べられるわけは無く、NONチリで調理は行わなければなりません。

 最初の頃、チリパウダーを大人は食べるときに各自で入れていたわけですが
どうもイマイチ。やっぱり加熱調理しないと美味しくならないような気がするのですね。

 そこで、エスニック食材店などで昔何度か購入して使用していた瓶詰めのチリペーストを
作成してみる事にしたのが始まりというわけ。
柚子か柑橘類が手に入ったときには柚子コショウも作ります。

 唐辛子の辛さにタマネギの風味と発酵の旨みが加わって、辛いだけでないまろやかな深みが
味に加わるので、チリパウダーのみで使用するより断然美味しくなります。
 エスニック料理の辛味付けは勿論、チリソースやエスニック風のサラダのドレッシング、
タバスコ代わりにピザに付けたりと、色々重宝します。

 瓶詰めにして冷蔵庫で一年は保存できるのもメリット。使用時に清潔なスプーン等を
使うようにして、雑菌や雑物が入らないよう注意するだけでOK。

 唐辛子も色んな交配品種がありますが、極めて原種の力強さを残していてどれも
無農薬・小肥でほったらかしでもザクザク出来るのが魅力。
屋久島では越冬して一度植えると2年は実を付けてくれます。プランター栽培などでもOK!
ピーマンのように虫が食うの事も少ないので、観賞用も兼ねてお家で栽培してみては如何でしょう。


 チリペースト作り方

 ★材 料★ 生の赤唐辛子 タマネギ 塩 酢 酒粕または麹

 ★作り方★ ①唐辛子のヘタと種を取り出します。種はおおまかに取れればOK。

       注意! 必ずゴム手袋等をしましょう。素手でやると唐辛子の成分で
           火傷のようにヒリヒリして3日くらいお風呂やお湯を使うのが痛いです!

       ②タマネギをミキサーにかけられる程度に粗く切っておきます。

       ③ミキサー等に唐辛子・タマネギを入れ、塩・酢・酒粕少々を加えて
        ミキサーにかけ、煮沸した清潔なビンに詰めるだけ。

       塩・酢はものすごく適当に私は入れていますが、唐辛子とタマネギの重量の
       2~3%くらいでしょうか?酒粕は発酵の旨みを出すためなので適当に少量加えます。

       酒粕は出来ればフレッシュな物がベターですが、無くてもOK。

       冷蔵庫の野菜室等で使いながら一年くらいは持ちます。
       我が家では自家製のドブロクで出来る酒粕を使用。

        ★使用しているうちにセメンダインのような匂いがしてきたら、
         雑菌が繁殖しているので捨ててください。

        ★表面やビンの壁面に白いカビ状の物が付いているときは、その部分だけ
         清潔なスプーンやキッチンペーパー等で取り除けばOKです。