cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

こぼれ種・ソバスプラウト大発生!!

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 ようやくソバの収穫と脱穀が終わりました。
10月の終わり、家族で公演ツアーに行く前に収穫しておけば良かったのですが
不在の間に、草ボウボウ!!

 自然農法はやっていないのだけれど、まるで自然農法の畑のように草の間に生える
そばを手作業で引き抜いては束ねて竹に干す作業に三日。

 「しもた、バラ撒きにせんとちゃんと筋まきで種まきすればよかった・・・」
 
  とボソッとつぶやく主人。まぁ、殆ど枯れたそばは手で容易に引っこ抜けるから
 作業自体は大変じゃないから良いんですけど、手間は手間です。

 竹を組んでハザがけにしたは良いけれど、今度はずっと雨がショボショボ・・・。

 冬の屋久島北西部はまるで山陰か北陸気候。
天気予報が晴れといっていても種子島屋久島と言う実に大雑把な括りでの予報。
しかも気象予報を出している観測所は種子島種子島が晴れていても、屋久島北部では
雨がザバザバなんて事もそんなに珍しい事ではない。

 ようやく雨の合間に3.4日曇りが続いて(予報は晴れだったりする)乾いた所で
ブルーシートを広げたうえに蕎麦の束を置いて竹ざおでバシバシブッ叩く!

 近所に住む知人はこの脱穀方をフィリピン方式と呼んだが、なんともアジアな光景。

 驚いたのは田んぼ一面が赤い茎の貝割れ、貝割れ、貝割れ・・・・・・!!

 つまり蕎麦の発芽した双葉。
 
 不在中に相当量の蕎麦の実が地面に落ちていた模様・・・。

 「収穫した量より落ちた量のほうが多そうやな・・・」 と主人。

 というわけで、ここ数日の朝食にはとうとう食い尽くして終わってしまった
ゴーヤーに変わって蕎麦スプラウとがサラダとして登場。

赤い茎と若緑の双葉の色のコントラストが実にキレイ。貝割れ大根のような辛味はなく
ほのかな甘味が美味しい。

 でも本葉が出始めると、蓼科特有のえぐみが出て来るので貝割れの間だけが食べ頃。

 蕎麦栽培の思わぬ副産物でした。写真は朝食のサラダにした蕎麦もやしです。