おからを食べよう① 果林糖(かりんとう)
おからをもっと食べよう!その1 果林糖
何故か時々無性に食べたくなるおやつってありませんか?
小さいころによく食べさせてもらったお菓子とか、
疲れた時に必ず手が出てしまうようなお菓子、誰にでもありますよね?(^.^)
何処からか頂かない限りは、今はめったに食べないジャンクフードですが
私の場合は「かっぱえびせん」とか「カール(チーズ味)」
「キャラメルコーン」等々、子供の頃に親がよく買ってくれたせいか、
今でも不意に食べたくなる時があります。
黒糖蜜のかかった果林糖もその一つ。
昔から変わらずある素朴なおやつの定番ですね。
コクのある甘さと歯ごたえは紅茶・コーヒー・番茶いずれとも
好相性で、高級SWEETSに負けない美味しさです。
材料がシンプルなので市販品の場合も添加物等の
使用が比較的少ないのもGOOD。
実はご家庭でも本当にとても簡単にできるおやつで
レシピもネットにはたくさん公開されていますね(^^)
「この果林糖におからをいれたらいいんでね?」と、思いつき
早速地元永田の豆腐の副産物、おからを練り込んでみました!
レシピの小麦粉の1/3量を単純におからに置き換えてみることに・・・。
スーパーなどでは乾燥したパウダー状のおからも販売されているようですが
永田のおからは絞ったままの水分を含んだ昔ながらのおから。
レシピの水分量を一気に入れてしまうとおからの水分で
生地がべちゃッとなってしまいます。
少しづつ足しながら、手で成形できる固さに練ったら30分以上寝かせて
後は普通のレシピ通り。
低温でじっくり揚げて(これ大事!高温だとカリッとしません。)、
あらかじめ作って置いた蜜を絡めて
お好みでゴマを振れば、出来上がりです\(^o^)/
試しに細~く成形して、揚げたてに塩とカレー粉と胡椒を振りかければ
おおっ!カレースナックか、はたまたカレープレッツェルか?!
結構手が出るスナックと相成りました。
お味は・・・・普通です。普通に美味しい(^.^)慣れ親しんだ果林糖です。
ただし「おから感無し(^^;」
小麦粉だけより繊維質やミネラル等も取れて
少しはローカロリー・・・かもしれません。
グルテンフリーとはいきませんが、少しでも摂取を減らしたい方には有効かも(^.^)
以下にレシピ掲載します。
おからを使って少しはヘルシーかもしれない果林糖♪
材 料
薄力粉 130g
※中力粉でも歯ごたえがあってGOODです。薄力粉と強力粉を半々に混ぜても可
おから 70g
※水分量はおからによって変わるので小麦粉の1/3程度の量で。
こねる時の水の投入量で固さを調整します。
ベーキングパウダー 3g
砂糖 20g
※通常は黒砂糖を使用しますが、キビ砂糖や甜菜糖であっさり味も美味です。
塩 一つまみ
水 70g
サラダ油 20cc
★黒糖シロップ
黒砂糖 140g
醤油 小さじ1弱
水 20ml
作り方
①ボールに材料を入れて、手でよくこねます。
手で成形できる程度の固さは必要です。
②ラップや濡れ布巾で蓋をして30分以上寝かせます。
27度以上になる夏は冷蔵庫に入れてください。
③生地を綿棒で厚さ1㎝くらいに伸ばし、縦3mから6cm、
横1㎝くらいに細長くカット。
④カットした生地を少し捩じるようにお好みの太さに伸ばしてから
160度くらいの油でじっくりきつね色になるまで揚げます。
⑤三つの材料を鍋に入れて火にかけ(フッ素加工の鍋は止めましょう)
ぶくぶくする泡が大から小へと変化したら、揚げた果林糖を投入して蜜を絡めます。
⑥くっつかないようにお皿に並べてお好みでゴマを振り、乾かします。
お好みで塩胡椒やカレー粉をかけても美味しいです。
そば粉・生姜・粉チーズなど生地に混ぜ込んで
お好みのアレンジでもお楽しみください。<(_ _)>