cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

麺つゆ、あるいは万能濃縮だし、それからポン酢

 一般的にこれまた普通に購入しがちな物に「めんつゆ」があります。
かなり安価で色々売られていて、食事に気を使ってらっしゃる家庭でも
意外と普通にでてきたりします。

 これも作ってみると簡単な代物。もちろんプロの頑固一徹な親父がやってるような
蕎麦屋さんであるとか代々続いている老舗のお店なんかではもう少し手間隙かけた
独自の麺つゆの作り方がありますが、家庭では以下のやり方で充分!!

 ポイントは決して「水」を加えない事。水を加えるとカビや腐敗の原因になります。
濃縮タイプになるので利用の際は各自の好みで薄めて利用ください。

 基本的に麺つゆ利用ですが、出汁で延ばしたりすれば即席うどんだしとしても
使えますし、だしの旨みたっぷりなので煮物にほんの少し垂らしたり、酢と出汁を加えて三杯酢
見たいな味にしたりと結構万能に使えます。冷蔵庫で長期保存すると熟成した旨みになってくるので
多めに作ってビンで保存されると便利ですよ。

 ★材  料★ 醤油 みりん 酒 出汁昆布 カツオ節 好みでその他サバ節・干し椎茸など

 ★作り方★
  ①鍋に醤油・みりん・酒をいれて、ハサミで細切りにした昆布を入れて火にかけます。
  ②沸騰してきたら、出汁鰹を入れて2.3分煮立たせます。
  ③冷めるまで放置しておいて、冷めたら熱湯消毒したビンに昆布やカツオ節を漉して
   移して冷蔵庫保管。これで出来上がり!!

  甘いのが好きな方は味醂の割合を多めに、辛いすっきり系が好みの方は醤油・酒の割合を
  多めにしてください。

  ※出汁ガツオ、昆布はどっさり贅沢に使うのがポイントです!!
   漉し取った後の物は、沸騰したお湯で再度出汁を取って酒等で味を調えれば
   うどんや蕎麦の出しに利用できます。三番だしくらいまでは、煮物等使えますので
   とことん利用して無駄なく使います。

   出汁を取らずに焙烙等でじっくり水分を飛ばせば、ちょっと塩辛めのふりかけにも。

 ★ポン酢★

   上記作り方で作った出汁(かえしと呼ばれる場合もあります)に酢、好みで
  ダイダイ・柚子等の柑橘類を絞ってブレンドすれば簡単ポン酢の出来上がり!!

  酸っぱさは酢の量で好みに出来ますし、何より市販の物よりスッキリして
  旨み一杯です!!

  柑橘類を絞る場合は、果肉や種が入らないよう漉しアミ等で漉してブレンドしてください。
  遮光ビン(茶色や濃い緑・青のビン、お酒や味醂等の一升瓶はみんな遮光ビンです)に
  いれて常温保存でも半年は旨みが熟成されて美味しく保管できます。
  分量が少なくなったり、暑くなってきたら小さい容器に移して冷蔵庫へ。

  自家製のポン酢はノンオイルドレッシングとして、サラダにかけても美味です。