cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

屋久島のおすすめ ビッグストーン

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永田のおススメ…というわけではないのですが、
ビッグストーン
知る人ぞ知る屋久島在住、
屋久島でもトップクラスのナイスガイ~なおじ様4人によるフォークバンド。
 
田口ランディの定宿として有名な晴耕雨読のオーナー・長井三郎氏はじめ
一癖も二癖もありそうな反骨精神あふれる男達のうたう歌は
身近な屋久島の自然・文化・暮らしを中心に据えながら
快活にあたたかに、時に痛切に紡がれていく。
 
一見全員が人の好さげなナイスガイ。
でも実はかなり過激な?!オジサマたちです。
中でも私は個人的に終始穏やかなムードで口数の少ないフォトグラファー、
山下大明氏が一番過激で面白い人のような気がしてならない。
(あくまで個人的見解です。山下さんごめんなさい)
 
アルバム「満開桜」はそんなオジサマたちの
島への、そして世界と人間への愛情・批判・希望などが
ギュッと凝縮されている感があります。
 
中でも私の一番のお気に入りは
「オーガンジー
「鬼火焚き」
の二曲。
 
昨年の震災・原発を通じて私が個人的に見え感じたことは
日本と世界が、そして我々個々人とその生活が今やどうしようもないレベルまで
「金・経済」至上主義に侵されているのだという情けない現実。
 
子供たちのために、子供たちの未来のために
やらなくてはならないことは山のようにあるのに
やれる事はあまりにも少なく、現実は大きい。
 
それでも私たちは「今という全て」を受け入れつつ
あきらめず、流されず、最良とは言えないまでも
より誰もが心豊かに生きられる道を、世界を選択し、
動き、生きていくしかないのだと考えています。
 
ガンジーの非暴力・不服従を高らかに、真の勇気を鼓舞して歌う「オーガンジー」と
屋久島土着の新年行事「鬼火焚き」を通じて
島の文化・暮らしと未来への深い愛情を感じさせる「鬼火焚き」。
 
声高に社会正義を叫ぶのでもなく、
国や経済をひたすらに批判することに終始するのでもなく
地に足をつけ、流されることなく生き、
その生き方を、日常を自ら子供たちに示していこう。
 
そんな想いを勇気づけられるアルバムです。
 
屋久島においでの際は、ぜひともお土産にお求めを!!