cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

気になってしょうがない・・・戦闘機だよね?

楽しくない話題をひとつ。
 
昨年秋ごろから・・・・例の馬毛島問題がマスコミに浮上してきたころからです。
屋久島、我々の住む永田集落では頻繁に飛行機のエンジン音が聞こえるようになりました。
はじめは深夜12時過ぎとか、早朝4時半ごろ。
年末に入るころには、日中も聞こえるようになり、最近は殆ど一日中。
1時間に2~3回くらい聞こえることもシバシバです。
 
冬のシーズンは永田は分厚い雲に覆われていることが多いので
飛行機の姿を見ることができませんが、旅客機のコースからはまるで外れています。
 
「ゴーォーーーーーーーー」とかなり長い時間聞こえています。
沖縄で育った知人は「聞き覚えのある音」・・・・つまり戦闘機の音だといっています。
 
この音に関して町や県からは何の説明もありません。
もちろん防衛庁からも・・・。
苦情の電話を防衛庁にかけてやろうかと最近は真剣に考えています。
 
アメリカのものなのか自衛隊のものなのか定かではありませんが
明らかにおかしいです。
 
ひょっとして実はもう基地使用してる?!
種子島屋久島も、漁業組合も一応反対表明はしているものの
実際のところは
 「で、何ぼ補助金くれんの?」
みたいなところでしか
実は動いてない…という話も噂で聞こえてきます。
 
確かに屋久島を見る限り徳之島みたいな大規模な抗議や反対デモとか、
まるでないんです・・・。
 
 月1回の町報に反対の協議会の通信が挟み込まれているだけ・・・。
この協議会自体も、反対理由も思惑も様々な人たちが集まっている為
内部でのトラブル多発で歩調がそろってないという噂。
 
そんなだからなのか、島民自体も普段の生活やら
農業や害獣駆除の補助だとか割と目先の(と言うと失礼かもしれませんが、ごめんなさい)
お金の事しか興味ない…という感じをうけます。
 
こうして、なし崩しに基地ができるんでしょうか?
そういえば最近はマスコミが馬毛島について全く触れてません。
世間の注目がないうちに、日々いろんな法律や政策が決定されているのも日常茶飯事。
 
「飛行機こんなに飛んでても、あなたたち気にしてないじゃない~。
 基地が出来たって変わらないでしょう。補助金も払ってあげるんだから。」
 
 なんて言われてしまうんでしょうか?
 
何で基地がいるの? 防衛しなきゃいけない敵って誰ですか?どこの国なんですか?
もしそんな敵がいるんなら、基地があるってことは、即効狙われるってことじゃないですか。
 
政府とか国家って国民(というか、田舎で普通に暮らす一般人)を馬鹿にしてる??
まぁ離島振興だとか、農業関係の補助金とか、
身近なところで屋久島では4つある中学校が統合されて、場所によってはバスで40分くらいかけて
中学生に通学させることが県の決定で決まってもう動いてるんですけども、
どれもこれもいわば「補助金を出すから・・・」って、札束で横面はたかれてるのが実際なのに
全然その自覚がない我々庶民サイドにも大いに問題あるんですけどね・・・。
 
結局、金で動いて、金で納得する、もしくはさせられるの・・・?
偉そうなこと言えないし、何が本当に正しいのかってことも言えませんけど
  (正しさ・・・というものを口にすること自体が私には傲慢に思えますが)
戦争するための道具や装備や設備はいりません。
 
そんなことにお金をつぎ込んで、子供たち、そのまた子どもたちが
健やかに穏やかに、ありふれた日常をきれいな空気や水や
安心な大地と自然の恵みを食べて紡いでいけるとは私にはどうしても思えません。
 
社会正義とか、地球環境とか思想信条といった大層なものでなく、
子供たちが穏やかに暮らせる未来と環境が守られてほしい、守りたいと切に思います。
 
お金は人生を生きていくうえでの最重要項目ではありません。
大事な項目の一つでは確かにありますが、優先順位で行くと後ろで構わないものだと思います。
 
君子とは、人は如何に生きるのが良いのか?
老子孔子はじめ、先人たちがずっと古くから言い続けていることを
もっと重く受け取るべきに思います。
新しい価値観であるとか、暮らしであるとか、「新しい」ものなんて
本当はいらないい気がします。
 
根本の心の在り方、身の処し方・・・もう一度我々も、国家・政府を運営している方々、
大企業の方々、みんな真剣に見直しすべきでしょうね。