cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

初夏の味覚・島人の目の色かわる筍

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 屋久島の初夏の味覚、マダケ(筍)です。
5月初旬から終わりにかけて、、おばぁちゃん・おばちゃん達はこぞってお買い物自転車にまたがり山にこのマダケ取に出かけます。
 
 孟宗と違って地上部にニューっと30から50cmくらい出ているものを折り取って食用にします。すでに背丈くらいになっているものも先端部の柔らかい所はOK!!
基本的にアク抜きいらず。
(日当たりとか条件で若干あくが強くなりますが
                      食べられる範囲)
もっともポピュラーな食し方は皮ごと炭火等で焼いてから
皮をむいてマヨネーズ等をつけてかじります。
子供たちも大好き!もちろん煮物・炒め物も柔らくて、
おいしいのですが、オリーブ油との相性も抜群です。
ペペロンチーノ風もシンプルな塩味もイケマス!!
Cafē水照玉でも今はこの筍が大活躍しています!!
 (幸いなことに我が家の果樹園には、隣の放置園との  境界に植えられている竹林からどんどん侵略してくるので収穫できます。
  放置しておくと大変なことになりますし・・・・。食用・利用もかねて永田の当たりでは
  竹を隣接の農地等との境界として植える習慣があったのだそうです。)
 
 島の人はこのマダケがとにかく好き!!ホントに大好きです!!
この時期に大量に収穫して茹でたものを冷凍にして通年食べていますし、
島外で生活する親戚や家族にもせっせと送っています。初夏の故郷の味ですね。
 
 そんなわけで、この時期のおばちゃんたちは目の色変わってます(笑)
その昔は自分の山で筍を盗み取った取らないで殺人があった・・・なんて恐ろしい話も
ウソかホントかはわかりませんが聞くくらいです。
今も人の山、つまり私有地にも関わらず、どんどん入って取られてしまうと、
ボヤく山持ちの人も多いので島の人にとっては、今も昔もたまらないご馳走ということでしょう。
 
 ちなみにマダケと呼んでいますが太さは直径2、3cm程度の細い竹で
本州でいう真竹とは全く違うものです。