cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

ひまわり咲いた

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畑の一角にある子供コーナーに長女以下3人のお子様たちが種まきしたひまわりが
今年一番の花を咲かせ始めました。
 
今年はドワーフという品種、その名の通り矮性のひまわりですが
花がたくさんつくタイプのものをまいてみました。
 
今日天気予報を見ていたら、もう梅雨前線が日本に居座っていました。早い・・・!
そんな梅雨空の合間、初夏に咲くひまわりは
すっくりと立っている姿が清々しく感じます。
 
今年は除染に役立つという情報が飛び交っているからか
ひまわりを植えている畑が多い気がします。
 
季節の折々に咲く花、筍や野イチゴの恵み。
それらを素直に享受できずにあれやこれやと悩んだり
避けなければいけない事態が3.11以降続いています。
 
生物としての地球の恵みが素直に受けられないというところに
原発の罪深さを思わずにいられません。
 
幸い屋久島は危険性は少ないものの
気にするおかぁさん達は大勢います。
 
北九州でのがれき処理によって比較的安全と思われた九州一帯の
セシウム等のレベルが急激に上がったという話も・・・。
 
情報が入れば入るほど不安は募る…という方も多い反面、
行政や屋久島の大方の人々の無関心なのかな?と思うような
温度差が、世界遺産の島のこれからに原発問題を抜きにしても
あまり楽観視してはいられないものを感じます。
 
それでも人も生き物も生命を繋ぎ続けていくのは確かでしょう。
放射能汚染されたから、長生きできないから
そこで生きるのをやめるのか?と聞かれれば
「是」と答える人は少ないでしょう。
 
宇宙」や地球の長い生命の営みに中では
こうした事態もまた一つの通過点に過ぎないのだとは思います。
 
では人は何に重きをおいて生きるのでしょうか?
親としては子供たちが健康にのびやかに平和に
暮らしていける世界を望むのは言うまでもありません。
 
ではそうでなければ絶対にいけないのか・・・?
それもまた違う気がする・・・。
世の中にはロクでもない事ばかりしていて長生きな人も大勢いる訳ですし・・・。
 
一つ確かに言えることは
私たちは日々の自身の生き方や言動、子供への日々の働きかけ・・・、
それらが「徳」であるとか「利他」であるとか
孔子やお釈迦様の時代から言われ続けている、
心や魂を磨く、ということにやはり力点を置くべきなのだとは思います。
一人一人の人間が世の中を作り、未来の社会を作るのですから。
 
ともあれ、日々のささやかな季節の移ろい、生命の営みを大切に、
素直に花を楽しみたいところです。。