冬来たりなば・・・
ひうひうと風は空ゆく冬牡丹 上島鬼貫
11月も終わり近くなり、Cafē水照玉の入口近くにも
柿や桃の葉が落ち葉となって降り積もっています。
寒いとはいえ、朝晩の気温差がが本州ほどには開かないので
鮮やかな紅葉は望めません。
無粋なアスファルト(というか、セメントですねぇ)も落ち葉をカサコソと踏み歩くのは晩秋から冬への気配が感じられて良いものです。
本来なら店の玄関前ですから、きれいに掃き掃除するべきなの
ですが、その風情が惜しくてしばしそのまま・・・。
そうこうするうちに、昨晩の風雨ですっかり吹き飛ばされて
無くなりました・・・。
冬の初めの一コマというところでしょうか・・・。
こんな肌寒さが際立つ頃は、うんと濃いめに抽出してたっぷりミルクをいれた暖かいミルクティーやココアが嬉しくなります。
林間暖酒焚紅葉
石上題詩掃緑苔
白楽天よろしく、あるがままの季節をあるがままに愛で楽しむことは、
心のゆとりをもたらしてくれますね。お茶が美味しい!!