cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

今年の夏蜜柑ジャムが出来ました

イメージ 1 ヒマな日が続く年明けの1月2月。柑橘ジャムづくりのシーズンです。
残念ながら今年はポンカンがサルとヒヨドリの害も大きくて
すこぶる不足。ジャムづくりに回るほどの量がありません。
 
 そこで酸味と苦みが私のお気に入りの夏蜜柑が主力。
Cafē水照玉のジャムは、植物の持つ色んな味とできるだけ無駄なく
全体を使いたいという事で、柑橘ジャムは市販のモノよりも
かなり苦み・酸味が強めなのが特徴です。夏蜜柑は食感の悪い
袋の皮以外は果肉も皮もまるごと使っています。
 
 ソン○ンであるとかアヨ○タとか明○、カ○ピーなどのメーカー物に
慣れている方や子供さんには意外なほど「苦い&酸っぱい」かも・・・。
つまり大人味なジャムです。
 なので、製菓材料にも向いていますしクリームチーズと合わせたり
するのも、ワインのお供にはGOOD。
 
 良薬口に苦し、ではないですが食べ物の持つ味というのは
どれもその植物なり動物なりの「生きる力」の現れ。古来から
「食べすぎると毒」と言われるものですら、少量であれば体の機能を調節し、整える薬として
食用や活用されてきたものはたくさんあります。
 
 酸いも苦いも噛み分けて・・・・。甘いことは確かに人を幸福にしたり、美味しく感じるものですが
甘いだけの環境が人を惰弱にするのと同様、苦みや酸味も味のうち、体も食文化も
豊かになるように思います。
 
 というわけで、Cafē水照玉店内で販売中。この夏蜜柑ジャム、子供たちは通称マーマレード
呼んでおりますが、こんがり焼いたトーストにつけると朝の目覚めもすっきり、温かい紅茶・コーヒーとの
相性もバッチリです。
 
 甘くするのは、ハチミツや砂糖を足していくらでも自分で甘くすることは可能です。