寒い！・・・でも美しい

　寒い！！！今日は建国記念日。

 

夜になって空気が澄んできたようで

満天の星空です！！

 

オリオン・シリウス・プレアデス、北斗の柄杓にカシオペア・・・。

おなじみの冬の星々のほかにも細かな星の輝きが空を覆っています。

 

写真は、腕とハードの両方がお粗末なのでとてもじゃないが星空は無理～。

 

屋久島に住み始めて、いつも思う事。

「星が綺麗だ・・・・。」

 

大阪生まれで、近畿地方から出たことの無かった私は

「天の川」というものを、まともに見たことがありませんでした。

 

屋久島に来てからは見えるのが当たり前。

夏はもちろん春夏秋冬、天の川にもそれぞれの表情があることもここに来て初めて知りました。

 

特にこんな寒い日の冬の星空は格別。

ある映画監督が

「厳しい環境であればあるほど映像は美しい」

と言っていましたが

寒さがキン！と甲高い音を立てるような気がする夜ほど

星空は確かに美しくて、体が冷え切ってしまう寸前まで見ていたい気持ちにさせらます。

 

後で思いっきり後悔しますが・・・。

 

世界は本当に美しい。

確かに厳しいけれどそれ故に美しさもまた際立つのかもしれません。

でも確かに、やっぱり美しい。胸苦しくなるほどに・・・。

 

そんな当たり前のことが当たり前に感じられなくなっている現在の暮らし。

やはり私たちは、夜には夜の暗さを味わうほうが幸せな気がします。

朝には朝の光の嬉しさ、生命から湧き出るような心地よさを感じる嬉しさを。

 

原発を動かす必要のない暮らし方、

美しいものをきちんと美しいと感じられる暮らし方・・・。

 

願わくば、かって手塚治虫が作品中で描いたような、

大気汚染で星の光の見えない世界が来ることのないように、

やっぱり日々を考えて生きていきたいと思います。