cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

来たぞ!!大気汚染

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黄砂とともに飛んできました、大気汚染。
昨日から山が真っ白にかすんでいます。夜は見事な朧月・・・。
 
おそらく戦前までは春の象徴、詩歌や文学にも描かれた日本の春の
光景として喜ばしいものだったはず・・・。
 
今年は外出もはばかられます。
もう何年も前から黄砂の時期になると、必ず風邪の症状があらわれ
咳と鼻水に見舞われて体調を崩していたので
「絶対黄砂と一緒になんか飛んできてる~!!」
と、叫んでいたのですが、やっぱりそうだったのか中国・・・。
 
ここ永田は風向きの関係で霊峰永田嶽にぶつかって大気汚染が
みんな里に落ちてくるせいか、強烈に曇っています。
すぐ前の山も霞の中・・・・(汗)
 
里には桃と桜も咲きはじめ、蓮華に菜の花も花盛り。
にもかかわらず・・・・です、本当に・・・。
 
近未来SF映画北斗の拳か・・・・。
ここ屋久島と言えど、そのうち防毒マスクが必要な世の中になるのかもしれません。
うぅ・・・そうはなってほしくないですが!!福島の放射能といい、この大気汚染といい
地球全体、何処へ行っても息を吸うことすら難しい世の中が現実になってきているのでしょうか?
 
まさに失楽園・・・。私たちは地球という楽園を失いつつあるのかもしれません。
 
ただ一つ言えることは、アセンションでいきなり素晴らしい未来が来るわけでもなく
選ばれた人だけが安全な場所にいられるわけでもなく、
救世主や奇跡的な発明で一瞬にしてこの世がパラダイスになるなんてこともないという事です。
 
私たちはこの状況の中で、やはり一人一人が何に人生の価値を置き
どう生きて何を選択するのか・・・・?という積み重ね以外でこの状況は変わっていかないと思います。
 
主人が言いました。100均商品やディスカウントで欲しいものを安く好きなだけかってるんだから、
その分のツケでしょ・・・。
 
欲しいものを好きなだけ手に入れる、しかも安く簡単に。
それはよく考えてみれば王侯貴族のような生活では・・・?
先進国を自称する国、あるいは日本人はやはり日常の感覚そのもの、
今当たり前になっていることが実はとんでもなく無駄で贅沢なんだという事を
今一度見直すべきに思います。
 
私は防毒マスクや放射能防御スーツ着用でシェルター生活、人口食糧しか口に出来ないなんて
冗談のようなSFがリアルになるのは、本当御免こうむりたいです。
 
はたして贅沢な生活が美徳なのか?
つつましく質素に暮らすことは素晴らしいけれど、忍耐の生活・・・なんてイメージがありますが
本当にそうなのか?
きれいな空気や水がタダでふんだんにあって、耕して汗水たらしさえすれば
何の心配もない美味しくて生命力の高い野菜が食べられ
海からは海の幸が頂けることこそが人間にとって最高の贅沢ではないのか?
 
本当、自分の持つイメージや価値感すら何処かからの借り物や植えつけられたイメージではないか?
考え出すとキリがありませんが、キチンと考えて、暮らしの中で行動していきたいし
やらないといけないところに来ているようです。
 
あぁ、とりあえず家族分の防塵マスクはやっぱ必要だなぁ…・ゲホゲホッ!!
咳のしすぎで、肋骨の間が筋肉痛の模様です…痛い!!(泣)