森羅万象に神宿る・・・てほどでもないですが

　ファーストフラッシュの加工も一段落、今は桑の実や野イチゴ採取に

忙しい屋久島です。今年は野イチゴの熟成が早いようで里の近くは

もう終わりかけ・・・？な感じ。気づくのが遅くて今年は

あまり収穫できそうにありません。すこし山の方へ行けばまだあるでしょうか・・・？

　毎年イチゴ狩りは猿との競争はもちろんですが、人間も必死な人は必死で収穫に行きますから去年沢山とれた場所が今年は先にとられていてない・・・なんてこともままあります。

 

　　で、今年はご近所の北野自然農園さんのユミちゃんから紅茶をいただきました。勿論ホームメイド。

　頂いた茶葉を見て、

　「あぁ人となりってホント出るもんだなぁ・・・」

　という事でした。

 

　私の作っているものより数段茶葉が細かい・・・・！

すごく丁寧に几帳面に作っているのが一目瞭然なわけですよ。

お味もまろやかで穏やかな味わい。たかがお茶、されどお茶です。

私の作っているのとまるで違うんですよね。同じ集落、同じ時期に

収穫してるわけですが・・・。

←これがユミちゃんの作ったお茶の葉っぱ。細かい・・・！！

　

こちらが私のです。→

まるで違います～。

 

　こんなものひとつにも、作った人の心であるとか個性がきちんと伺えるということは、私たちの周辺にあるものはその気になれば、どれもみんな

作り手の意思であるとか思いであるとか、実に様々な情報が読み取れるのだろうと思います。

 

　森羅万象に神宿る、あるいは仏性が宿るといわれます。ありふれた日常の、ほんの些細な事象にも

私たちが注意深く見つめ、そこに意識をフォーカスすれば、宇宙の意思だろうと、地球のメッセージであろうと

読み取ることが出来るのだろうと妙に納得します。

 

やっぱり特別な聖地に行く必要もなければ、特別な瞑想や儀式も本当はいらないんでしょうね。私たちの生きている今此処が宇宙そのものなんですから。