梅雨のさなかも花は咲く
カラカラの梅雨晴れが続いていましたが、台風の襲来と共に
梅雨が戻ってきました。トマトの実が赤くなりません・・・。
昨年の春に苗を植えたフォックスグローブが今年咲きました。
イギリスの文学や絵本ではおなじみの良く登場するハーブですが
実物を見るのは初めてです。日陰から半日蔭を好むらしいので
お店の前の日照の悪い花壇に植えてみました。
屋久島はとにかく雨が多い上に湿度が高いので
ハーブ系は相性の悪いものはみんな梅雨頃に枯れてしまうのですが
これは中々適合したようです。
涼しいイギリスでポピュラーな植物だから無理かなぁ・・・と
昨年は成長の悪い株を眺めていたのですが。
冬から今年の春にかけてグングン大きくなって見事開花!!
他にも昨年植えたハーブ類で去年は消滅かな?と思っていたものが
今年は我が物顔で繁茂しているものが数種。
最初にうまくいかなかったり、伸び悩んでいても、ちゃんとしっかり根を張って、力をつけているのだなぁ・・・。
ちょっと子育てとも通じますね。その植物それぞれのペースや順応の仕方があって、じっくり様子を見ながら
環境を整えておいてさえいれば結果は出るものなのでしょう。もしも枯れてしまったらそれもそれ。
清楚な雰囲気の花ですが、実は根か茎かに毒があるとか・・・。
人は見かけによらない・・・・。植物たちはいろんな教訓を与えてくれるようです。
でも1回じゃわからないから再度あの手この手でチャレンジしてみるのも面白いですし・・・。
このフォックスグローブ、台風の風で折れてしまってますが、新しい花芽がまたたくさんついています。