cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

大根と蕪の葉っぱ、食うべし!”

イメージ 1寒波がようやく緩んだ今日は冬日は珍しく永田も
よい天気です。梅も咲き、スミレの花もよく見ると日当たりのいいところには
咲き出していますが、やっぱり北西風も山から下りてくる風も冷たい!!

 この時期、永田(おそらく島内全域)で割り干し大根を干している
風景が見られます。字のとおり、大根を縦の薄切りにして糸に通したり
洗濯ばさみで挟んだりして天日干し。
 冬に作る昔からの保存食のようで、何かの折に春先や夏場、
大根の無い時期に煮物や炒め物で食卓に登場したり
祝い事やお祭りのメニューにも使われています。

切干より食感が残って、旨みは凝縮されますから
普通に食べて美味しい!保存食でなくても3日ほど寒風に
晒して少し水分の飛んだ大根の煮物や炒め物は食べ応えがでて
瑞々しい大根とはまた違った美味しさがあります。

 さて、本体はこんな風に食されるわけですが、下手をすると
本体より大量に出るのが「葉っぱ」。
 硬そうな部分は鶏の餌にして、後は胡麻油でいためたりとか
ゆでてしょうゆとオカカで和えたりとかしても美味なのですが・・・・
食いきれねぇーーー!

 栄養価も高いし、干したものをお風呂に浮かべるとポカポカ暖まるお風呂にもなりますが
とにかく量がたくさん出る!それに干しておいておいても、湿度抜群の屋久島です。
使わないうちに気がついたらカビってる・・・・なんてことは珍しくない。
 味噌汁の具や青みだって年中何かしらは生のものがあるから
そうそう干物の出番はまわってこない。

 そこで・・・・今年は「ふりかけ」に挑戦!

 大根葉・蕪葉 → ごく軽く湯通しか蒸してから天日干し、または数日干してから食品乾燥機で乾燥
             手で揉むか、フードプロセッサーなどで細かくする
 乾燥ワカメ →  150度くらいのオーブンで10分ほど空焼きシテぱりぱりにする。
 焼き海苔 →   軽くあぶって手で細かく揉んで小さくする
 梅干&紫蘇 → 梅干は種を取って果肉を広げて天日干しまたは食品乾燥機で乾燥
            150から160度のオーブンでこがさないように焼いて感想でも焼いてもOK 細かくする
 
 さば節・鰹節 → 屋久島特産さばの生節は細かく刻んで、鰹節と共に
            フライパンでしょうゆとみりんでカラカラに炒り煮します。焦がさないよう注意!
            私はこのときに梅酢で酸味を少々加えるのが好みです。
            味付けは少々甘めのほうが市販のふりかけの味に近くなる・・・かな?
            その他ひじきの戻したものも同様に水分がある程度切れるまで煎り煮してもよし!

その他材料   青海苔・ゴマ ・市販のふりかけ昆布等も混ぜると美味・塩(焼き塩にしておきます) 

 上記材料を混ぜて、塩で味を加減すれば出来上がり!大根葉は乾燥させると、当然ですが
カサが著しく減りますから、繊維質や海草たっぷりのご飯の友が完成!と言うわけです。
鰹節やさば節が入ってますので、おにぎりのときにもGOOD。熱々ご飯2杯は軽くいけます!

 ちょっと手間ですが、大根葉は栄養価や繊維質がたっぷりなので、積極的にとりたい食品でもあります。
それに市販のふりかけは甘く過ぎるし原材料も不安じゃないわけではありません。
要冷蔵庫保存ですが、子供たちも喜んで食べていますから、お勧め!
食品乾燥機(ドライフルーツ用に最近売ってますね)があると、便利です!