私的植物図鑑 「ケタンキ」
アァ〜、写真がわかりにくい!!!
寒波が襲来し始め、冬の寒さが本格化してくる今の時期、
何処からともなく漂う異臭・・・・。
「ハマヒサカキ」、地元では「ケタンキ」と呼ばれる照葉樹に
白いベル状の5㎜程度の花が枝にびっしりと咲きます。
花自体は楚々とした印象の小さな花なのですが、
「匂い」が悪い・・・・・。
おならのような、ヤスデの匂いのような・・・・・
ともかく、どちらかと言えば悪い匂い・・・。
花が終わると、青い小さな実をつけます。
つぶしてお絵かきに使ったり
ままごとの材料等子供たちには人気。
しかし、うっかり手や服につくと、すぐ落とさない限りは
青く染まってしまって、中々洗濯しても落ちなくなるというちょっと厄介な物体です。
ヒヨドリなどの小鳥たちの食糧にもなります。
潮風なぞものともしない上に、丈夫で成長が早いので
土がわずかしかなくても、日当たりが悪くてもどんどん伸びる。
生垣や防風林として島中で見ることのできる植物です。
でもくさい・・・・・。
ちなみに我が家では榊がないので、榊の代わりに
神棚のお供えに使っています。