cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

日月風巡~ひふみのめぐり

巡環する宇宙観~~エコロジーの先駆者・梅辻規清と烏伝神道~②

ある婦人雑誌にイギリスの「ナショナルトラスト」についての記事が数ページにわたって 取り上げられていました。 ナショナルトラストの自然保護活動を支える多くの寄付やボランティアについても、 日本人が見習いたい尊い活動として多くのページが割かれてい…

巡環する自然観~エコロジーの先駆者・梅辻規清と烏伝神道~①

梅辻規清 1798-1861 「二千九百十二品の郡類の霊味凝て人間となり、其の霊味の最上の分此体を養ひ、 其余の一滴水子宮へ入りて、また人間となる、斯くの如く相続きて万年の限り知るべからず、 次に其の絞粕、人々の前尻より出でて元の畑に帰りて食…

神々と食を共にする~~新嘗祭から勤労感謝の日へ、晩秋の行事の変遷~

~新嘗祭から勤労感謝の日へ、晩秋の行事の変遷~ 11月は旧暦では仲冬・霜降月・雪見月の雅名のごとく、 明治5年の改暦までは冬の真ん中の月でした。 現在では紅葉の便りが聞かれる晩秋の趣を漂わす月です。 11月の代表的な行事で現代人が思い浮かべる…

食卓の小さな神様

使い古された言葉ですが、食欲の秋・芸術の秋です。 近所の八百屋の店頭に栗やマツタケが並んでいます。安価なものは9割が中国産。 農薬やら何やら色々心配の多い彼の国の輸入品ですが、こうした季節を生身で感じさせてくれる物が ある事だけでもありがたい…

風は花野に舞い、七草・菊花ひそやかに

物の色はおのずか かく自ら客のこころを傷ましむるに堪へたり うべなり 愁の字をもて秋の心に作れること 野(小野篁) (眼に入る世界のあらゆるものの色が、流されの身である私の心を傷ましめるのです。 秋の心と書いて愁という字とするのは、なるほどもっ…