言の葉の歳時記
天は晴れ地は湿ふや鍬(くわはじめ) 正岡子規 鍬始(くわはじめ) 新年1月の2日・4日または11日に行われる農業神事。 地方によって日は異なるが、鍬で田畑を起こして神事や祈りを捧げ その年の豊作を祈る行事。 新年には「織初 おりぞめ」「縫初 ぬい…
「楓蔦黄(ふうかつきなり)」 二十四節気七十二候のひとつ。読んで字の如く紅葉が山々を染めるころ。 空気は澄み乾燥して、朝や夜の、人恋しくなるような肌寒さが 冬の音無き足音を感じ始めるころ。 『山装う(やまよそう)』 春の季語が「山笑う」。春も秋…
竜田姫が山々を染める秋、風の季節。~言葉の歳時記~ 「竜田姫 たむくる神の あればこそ 秋のこのはの ぬさとちるらめ」 竜田姫とは、奈良の竜田大社にまします風を司る秋の女神。 春の佐保姫と対をなすこの女神は、山々を紅葉に染め上げ、里に実りをもたら…
歳時記と田舎暮らし・・・と銘うっている割にはそれらしい記事が少ない事に 気付きました。 昔発行していたフリーペーパーの記事を転載していて、旗とそのことに気付きました。 少しばかり季節を先取りして、暦と季節をより情緒的に楽しめる和漢の詩句等をご紹…