cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

屋久島発・初投稿 田植えに向けて

旧師走6日 
 突然新年に思い立ってブログを作ってみました。が・・・・ページの体裁だけ作ってみたものの数日間は家事に追われて放置状態。先が思いやられる・・・(汗)
大寒のわりには、今年のここ屋久島は暖かい。ちらほらと田んぼには気の早い蓮華草も見られる。このまま春になるのだろうか・・・(注。屋久島を南国トロピカル~な気候と思っている人が多数のようですが、冬はそれなりにしっかり寒いです。本州に比べれば勿論気温は高いですが)
 ホームページを作りかけて早1年半。作りかけのままで2番目の子供が生まれるわ、移住当初の予定とは大違い、そうまったく大違い(笑)の「多忙な田舎暮らし」に、文字通り子育てに終われる毎日。とりあえずブログでも先にやってみようかなぁ~等と言う軽いノリでフラフラと作ってしまいました。
 が、しかし元来私は日記と言うものをキチンと継続してつけたことが無い・・・。したがってこのブログも相当怠惰な更新になることは間違いないだろう、うん。 なにしろPCをさわりだすと、二人の子どもがやってきて、リセットボタンは押すわ、マウスは引っこ抜くわで、2000年に買った今や老体のPCが破壊されかねないので、PCを開けるのも数日に1回なのだからその辺はご容赦いただきたい。

 屋久島に移住する事はや4年目。タイトルどおり多忙な日々。スローライフとは実に多忙なものです。言い換えるなら『手間隙暮らし』。美味しいものを食べるのも、気持ちよい暮らしを送るにも手間隙・手仕事無しには成り立たないものだと実感しています。仮に我々が例えば年金も退職金もガッポリある、とってもお金持ちなリタイア組とかなら、手間隙も都会暮らしと同じようにお金で買えたりもするわけで、その場合は世の中の多くの人が夢見ているような「のんびり田舎暮らし」も可能かもしれません。でもそれじゃぁ面白くないものねぇ・・・。そうこの手間隙が大変だけれど面白い、田舎暮らしの醍醐味ではないかしら・・・と思いつつ日々追われております。それでも私を含め我が家のモットー(?)は「心地良い暮らし、機嫌よく毎日を送る事」なので、田舎暮らしとはいってもガスに電気もあるし洗濯機や冷蔵庫などの電化製品類も適当に使用。でもここ一番、美味しく食べたい時には囲炉裏で直火調理、冬は火鉢での炭火料理を楽しんだり・・・とまぁ、実に適当な訳です。そんな暮らしで一番大事なのはやっぱり「食」に関すること。
 1月も終わりに近づき、2月の声を聞くようになる頃には今年も米作りや夏野菜の栽培準備に入るわけです。で、目下は床土作りと肥料作りに精を出す毎日。本当は誰かの持ち物に違いない山から、土を少し分けていただいてきて、ふるいにかけて小石や小枝を取り除き、灰と自家製ボカシ肥等を混ぜて種まきでになじませておきます。こうしておかないと、稲や野菜の苗を痛めてしまうから。ここ2年、自分で満足のいくしっかり頑丈そうな苗がまだ作れていないので(まだ2回だから当たり前だけれど・・・)、土作りから既に気合が入ってます。カボチャに胡瓜、トマトなど今年作ってみたい品種もあれこれとあるし・・・。
生ゴミ堆肥もそろそろかきまわして、コンポストも開けなくちゃと冬の間も農作業はあれこれと止めどなく続くのです。
 徒然なるままに書いていると、「お腹すいた~」の声が子ども達からあがるので、今日はここで終わりなり。