cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

おはぎじゃぁなくてぼた餅なのよ♪

イメージ 1 今日はお彼岸の中日、つまり春分の日ですが、例年には珍しく
朝から大嵐。雷なりまくりで停電か!?と思いましたが何とか持ちこたえました。
 
屋久島は嵐(風速25mくらい)は結構日常茶飯事4で、雷もよくなるので
停電も割合しょっちゅうのことです。朝食をとっているときに雨が降り出し
ゴォー!!!!と風の音。続いて轟きだす音とともに電球がチカチカしだし、
パカッと明かりもトースタも運転停止!!なんてのは珍しくないことです。
2.30分で復旧することもあれば、半日以上そのまま~なんてことも、それほど珍しくはなく・・・。
 
オール電化なんて屋久島では問題外!!ですが、チラチラとオール電化
お宅もあるらしいです。何もできなくなっちゃうんじゃ・・・?
 
そんなわけで(?)、今日はおはぎ・・・もとい「ぼた餅」の日。
春はぼた餅、秋はおはぎ。名前は違えど同じものです。
粒あんに散る小豆が、ボタンや萩の花に見立てられたからだともいわれます。
同じ食べ物を、季節ごとの呼び名で呼びならわすところに
日本人のこだわりというかセンスを感じます。
 
花の名を関するあたりが優雅かな?我が家の餅米は赤米なので、ヨモギを入れるとあの鮮やかな緑ではなく
色が混ざって何とも言えない暗い色になるのがちょっと難点。.店の前で桃の花見をしながら
渋茶片手にいただきます。今朝の雨で桃はかなり散ってしまいました。
地面に散り敷いた花びらもまたよきかな。
 
 花を踏んでは同じく惜しむ少年の春。  白
 
春は素晴らしい漢詩や和歌が多いですが、目に映るもの、肌で感じるものすべてが
華やかで光に満ちていて、そしてどこか艶めかしいからでしょうね。
 
お彼岸の日の昼食はぼた餅!!と節句ごとにいただくメニューがきまっているのも
単調な食生活の中ではとても助かりますし、心も浮き立ちます。
だってこの春先は毎日毎食の勢いで大根や菜っ葉類を食べていることが多いですから・・・。
 
旬のものをいただくというのは、逆に考えると旬にとれるものしかいただけないのです。
だってそれが一番、その季節その土地に必要なものだから。
でもやっぱり飽きてはきます・・・。レパートリーも毎日だと厳しいですし。
 
そんな時にひょっこりやってくるのがお節句や年中行事。
昔の方はホントうまいこと考えたなぁ…などと毎年思うものです。
 
ちなみに今年は 小豆・きな粉・ヨモギに味噌餡の抹茶の4色ぼた餅でした。
 
再来月は柏餅だぞ!!