cafē 水照玉 & hostel~多忙なスローライフ徒然

屋久島・永田のCafēとゲストハウス。ゆる~く菜食&マクロビオティック 営業案内と田舎暮らし・農・食・サスティナブル・教育その他雑多に。

隣の畑は良く見える?

 3月から4月にかけての時期、とにかく農作業がいそがしい・・・。
まず4月頭にここ屋久島では田植えがあるので2月半ば頃から育苗に追われての作業だ。
多分日本一早い田植えかもしれない。そんな訳で稲刈りは7月の一番暑い頃におこなわれる。
 真夏の稲刈り・はざがけ作業は主人曰く
 「全然収穫の喜びの無い収穫や・・・・」
台風シーズン到来の前に収穫してしまおうという事らしいが、レトロな農作業の
我々にはちょっとつらいものがある。

 その田植えが終わると夏野菜の植付け、肥やしやり、そしてガンガン生えてくる雑草の駆除。
日中の殆どを畑で過ごす事も珍しくないシーズン、当然同様に農作業する地元の方々と
顔を合わすことになる。

 我々の畑の隣で同様に畑をしている、近所では「野菜作り名人」の名も高い
超ベテラン百姓Tバァちゃん。化成肥料と堆肥をガンガン入れていることもあって、
このおバァちゃんの作る野菜は流石というか、とにかく立派だ。
 大根なんかは我が家の畑に生えている物の倍は確実にある。
特に初期成育では我が家は無農薬有機栽培でスローペースなのでその差は一目瞭然、
余りにも歴然たる物なのだが何故かこのオバァちゃん、毎日世間話がてらに
我が家の畑にやってきては野菜の出来具合をじつに詳細にチェックする(笑)
 野菜は生き物なので、種まきのタイミングだとかちょっとした事で出来不出来が
随分違ってくる事もままあるのだが、たまに我が家の畑の物のほうが出来が良かったりすると
かな~り後々までそのことを気にしているのだ(笑)

 ごく最近ではソラマメの出来が我が家の方が早く実が大きくなって
収穫量も多かった。
(実は主人が、愛読書「現代農業」に載っていたソラマメ作りのテクニックを
 試してみた所、それが見事に当たった結果なのだが・・・・)
何年やっていても、隣の畑は良く見えるものなのでしょうか?
バァちゃん曰く「うちの畑は隣の田んぼから水が入ってくるから、腐れやすい」
でも我が家の畑の隣もやっぱり田んぼなんですけどね・・・・(笑)