ミッドサマーデイ・・・でもジトジト
ミッドサマーデイ…夏至を過ぎて8時ごろまで薄明るい
この頃の屋久島。でも連日の雨でそこら中がジトジトです。
これがイギリスとかアイルランドとかのヨーロッパ北部
辺りだともっと夜が明るくて、しかもカラッとしてて
外で過ごすには最高な時期なんでしょう。
神話や民話が思い浮かびます。
Cafē水照玉でもキャンドルナイトを1日だけやってみました。
厨房と玄関の外の明かりだけが電気の光です。
現在東京在住の作家、OZZYこと小澤さんのガラスの器に
キャンドルを灯してみました。
色ガラスで施された模様が浮かび上がって幻想的です。
メニューを読むのはちょっと厳しいですがゆっくりと
食事やお酒を楽しむにはいい感じです。
蝋燭やランプの揺らめく明かりはほっとします。
夜の暗さと炎の明るさとが際立って美しく、成程その陰影の
狭間に妖精であったり、物の怪であったり、あるいは土着の
小さな神々の気配を感じられるようです。
浮世絵というのは蝋燭や行燈の明かりで見て
初めてその凄さが実感できる・・というようなことを
何かの本で読んだことがあります。
省エネであるとか差し引いても、現代人は
夜の暗さを暗さのままに、もう少し味わうことは
キット心にも体にも良いのでは・・という気がします。
キャンドルナイト・ダイニングバー水照玉は夜風が
気持ちいシーズンの間、また気が向いたら
もう1回くらいはやるつもりです・・・。